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遠い昔のお話

ポール・ボキューズ氏とトロワグロ兄弟  New New

1976年、イタリア、スイス、フランスの三か国を料理の研修旅行で回りました。
それぞれの国で、おいしいものを食べたり、国営の料理学校を見学したりと充実した研修旅行でした。
最後の国フランスでは、ヌーベルキュイジーヌの生みの親であるポール・ボキューズ氏のレストランで食事をし、さらにトロワグロ兄弟のホテルに泊まって、トロワグロの味を堪能しました。

いずれのお店でもディナー(フルコース)は、夜8時ごろからスタートし、夜中の12時過ぎにデザートで終わるという時間のかかるものでした。まだ若かったわたくしは、夜、眠たくてお食事の後半は、半分寝ながらいただいていたような記憶が残っております。食事中ずっと、テーブルの周りには、担当のウェイターが数名立っており、手厚いサービスを提供してくださいました。サービスのプロですね。

スイスの学校にはウエイターのプロ養成コースもありました。話しはそれますが、その後わたくしがロンドンに住みヘンドンカレッジのシュガーデコレーションコースに在籍していた時に、シェフのコースやウェイター専門コース、デザート専門コースの学生たちが、カレッジ内の食堂で、レストランと全く同じようにランチをほかの生徒にサービスするという実践的な授業をしていて、今とても懐かしく思い出します。ときどき友達(残念ながら日本人は在籍していませんでしたが)とランチを予約して、未来の専門家たちの味やサービスを満喫したものです。

話しは戻りますが、その記念にポール・ボキューズ氏とピエール・トロワグロ氏に当時のレストランのメニューにサインをしていただき、一緒に写真も撮らせていただきました。

そのメニューは運良く私の手元に残り、なぜか私と一緒に英国へ、、、
ロンドンで日本からの荷物を整理していると、見覚えのあるメニューが出てきたので、額装専門家にお願いして、イギリスでは人気のあるデザインの額縁に入れて頂きました。確か、「フィッシュ・テール」という名前だったと思います。
食に関係のあるものを入れるのに、ぴったりなのだそうです。


左のグリーンの額が「ポール・ボキューズ氏」のサインでサインの下に1976年と入れてくださってあります。

右のサーモンピンクの額が「ピエール・トロワグロ氏」のサインで、表紙の絵の色に合わせてピンク色のサインがしてあります。見えにくいかもしれませんが、中央の鳥の背中の上にサインがあります。