夏の特別レッスンのご報告
『 Chez Inno 』

日本が世界に誇るフランス料理の第一人者であり、1993年の東京サミットで晩餐会の料理を
担当されたシェフ井上旭氏のレストラン『Chez Inno』で、恒例の夏の特別レッスンを開催い
たしました。

当日はわたくし秘蔵の世界でも大変貴重な「ゴールデンチップス」だけで作られたお茶を皆様に
ご試飲戴きました。さて、そのお味は如何なものだったでしょうか。
レッスン後半にはオーナーシェフである井上さまもご参加くださり、最後のくじ引きでは嬉しいハプ
ニングもありと大盛況で終えることができました。

今回の特別レッスンは皆様もご存じのハウス食品様とのご縁で
実現した企画です。

シェ・イノのオーナーシェフ井上氏は1960年代にヨーロッパの三ツ星
レストランで修業されましたが、その中の一つにフランス(リヨン)に
あるオテル・トロワグロがあります。
わたくしは1976年に同店を訪れピエール氏にお会いし、記念に
トロワグロのメニューにサインを頂戴したのですが、奇遇なことに
井上氏もよくご存じとのことで、わたくしのメニューのサインの文字
は間違いなく、正真正銘の本人(ピエール氏)のサインとお墨付き
を頂戴いたしました。

特別レッスンの開講にあたっては、参加いただいた皆様にも当時
のお話を交えながら、トロワグロにゆかりのある「シェ・イノ」様にお
ける特別レッスンを始めさせて戴きました。
レストランに事前にご了解を得て、この日のためにご用意した紅茶
のご紹介から始まります。
当日は当初の予定人数を大幅に上回るご参加を戴き、増席しての
特別レッスンになりました。
紅茶のレッスンとシェ・イノの最高のお料理で、出席いただいた皆様
もご満足いただけているご様子です。
味の魔術師とか、ソースの魔術師などと呼ばれる井上シェフは、「トロ
ワグロ」でオーナーのトロワグロ兄弟と運命的な出会いをし、フランス
料理の命ともいえるソースのテクニックをここで学んだとのことです。
井上シェフのお料理に負けないようわたくしもレッスンに力が入りま
した。
お料理に応じて、係の方も丁寧なご説明をしてくださいます。
お料理を頂きながら、素材や料理方法をお聞きすると、美味しさも
倍増しますネ。
ここからは、わたくしの出番になります。
今回は特別にご用意した紅茶のご紹介です。
紅茶は実際に手にとって見ていただきます。茶葉の色や大きさ、
形などを確認します。

特に、今日のために御用意した「ゴールデンチップス」だけの紅茶は、
紅茶の研究を始めて34年目にして初めて手に入れたものなので、
わたくし自身、とても楽しみです。

口中に広がる「えも言われぬ風味」に久々に酔いしれたひと時でした。
レッスンもいよいよ終わりに近づき、恒例のプレゼント・コーナーの
時間です。今回はお店の方にお手伝いいただき、抽選会です。
素敵なプレゼントは誰に当たったのでしょうか。
当たらなかった方にも、全員に素敵なお土産をご用意してあります。
なんと、ここで井上シェフが飛び入りでご参加していくださいました。
本当に感激です。
ほんのご挨拶かと思っておりましたら、トロワグロ兄弟のお話などで
話が盛り上がり、ワインを片手にいろいろなお話を聞かせていただき
特別レッスンも大盛り上がりになりました。
井上シェフはお料理のことになるとさすがに熱が入り、わたくし達も
思わずお話に引き込まれます。

シェフのお話によると、わたくしがピエール・トロワグロ氏にサインし
ていただいたメニューは井上氏が修業しておられたころと同じメニュ
ーで(現在はメニューの表紙は別のものに変わっています。)、井上
氏はトロワグロより特別に当時のメニューの表紙を使用する許可を
戴き、ディナーメニューとメインダイニングの天井に、メニューの表紙
の絵をモチーフとして使っていらっしゃるとのことでした。

皆様、お帰りの時に天井をしっかりと拝見してくださいね。
金の魚のモチーフは素晴らしいです。
ここで、井上シェフ自ら幸運な生徒さんを抽選してくださることになり
ました。
大変ラッキーなお客様です。
井上シェフのサインが特別賞です。!
この日は「巴里祭」だということもあってか、シェフも御機嫌です。
なんと思いがけずに井上シェフからも料理本のプレゼントが戴け
ることになりました。
特別賞の方は、ダブルでラッキーでしたね。
こうしてあっという間の3時間が過ぎ、
夏の特別レッスンも終わりの時間になりました。
最後は、オーナーシェフ井上氏を囲んでの記念撮影です。
井上シェフ、スタッフの皆様。大変ありがとうございました。